RAIDの仕組み

RAIDは、内蔵・外付けいずれのHDDに対しても使用されます。 内蔵で多く使用されるのはRAID1やRAID5、 外付けで多く使用されるのはRAID5やRAID0+1(RAID10、RAID0(ゼロ)とRAID1を併せた方式)という方式です。

RAID1はミラーリングといって、2台のHDDに常に同じ内容を書き込むことで、 一方が壊れてももう一方を使用してシステムの稼動を止めないようにすることができる仕組みです。 最も信頼性が高い方式ですが、格納できるデータの量が少なく費用が掛かる方式です。

RAID0はストライピンクといって、 1つのデータを複数のHDDにまたがって分散させて書き込むことで、読み書きを高速に行う仕組みです。 使用する台数分だけ高速になり、かつ、台数分の容量を使用できます。 ただ、1台のHDDが故障するとすべてのデータが失われるという致命的な欠点があります。 RAIDとはもともとHDDの信頼性を高めるための技術なので、RAID0はRAIDではないとする意見もあります。

しかし、このRAID0もRAID1と組み合わせる(RAID10)ことで素晴らしいシステムにすることができます。 RAID0のHDD群をRAID1により2系統用意することで、高速性・大容量と信頼性を両立させることができます。 しかし、RAID1を使うということはその分費用も掛かるということになります。

RAID5は信頼性・大容量・高速性のすべてをバランスよく高めることを目指した方式です。 RAID0のように分散させて書き込みを行いますが、 HDDの1台が故障した場合でも読み書きを続けられるようにするためのパリティというデータもあわせて分散させ、 書き込む仕組みになっています。サーバー用途で最も普及している方式です。

さて、ここまでRAIDについて学んできましたが、レンタルサーバー選びにも役立ててください。 レンタルサーバーで貸し出しているサーバーもHDDを搭載しています。 そのHDDの信頼性をどのように高めているかをチェックするのです。 RAID1やRAID5、RAID10を使っているようなレンタルサーバーであれば、 データの保全性能はかなり高いと言って良いですから、 この点に関してはセキュリティに対する意識が高いと言えるでしょう。

逆に何も書かれていないとか教えてくれないようなレンタルサーバーは、 何も対策を行っていない可能性が高いです。 よほどそれ以外に魅力のあるサーバーでないなら使わない方が良いと言えるでしょう。