RAIDを学んでみよう

パソコンが故障したという場合、ハードウェア的な故障で最も多いのがHDD(ハードディスク)の故障です。

HDDの仕組みは、薄い円盤状の板(ディスク)が箱の中で毎分数千~1万数千回転という高速で回転するというものです。 パソコンのパーツの中でも動作負担の大きい部類に入るため、最も故障が多くなるわけです。 停止することが許されないサーバーにおいては、この故障を防ぐことが重要なミッションとなります。 多くの人の重要なデータが大量に格納されているわけですから、 信頼性と容量などたくさんの機能が求められることになります。

これらの課題を解決し、データ保全の信頼性、容量、高速性を確保するための技術として、 RAID(Redundant Arrays of Independent)というものがあります。 RAIDは、複数のHDDをまとめて1台のHDDとして扱う技術です。 HDDの取り扱い方により、0~5までの6つの方式(レベル)があります。

最もよく見られる方式はRAID1で、これはHDDを2枚使ってそれぞれに同じデータを書き込みます。 ミラーリングと呼ばれ、一つが壊れてももう一つのHDDからデータが取り出せます。 方式によって用途や目的が異なってきますので、 その他の方式の仕組みや動作については、次のページで詳しく見ていくことにしましょう。